大阪万博に関する講演会 3月19日(土)1:00~4:30

○ 全日本博物館学会 2015年度 第8回研究会 ○ 吹田市立博物館 平成27年度 シンポジウム

来場者による大阪万博の経験と長期記憶

博物館教育や万博の記憶回想について研究するデイヴィッド・アンダーソン教授(カナダ・ブリティッシュコロンビア大学)と認知心理学研究の清水寛之教授(神戸学院大学)に、大阪万博が開催された吹田の地で、大阪万博の記憶回想についてのご講演をいただきます。博物館の歴史にとっても、さまざまな意味で転換期となった博覧会の話題です。「博覧会」という博物館と大きく関連する場での経験と記憶形成について考えることで、博物館来館者の経験と長期記憶についての示唆もいただきたいと思います。パネル・ディスカッションでは、全日本博物館学会常任委員の若月憲夫氏(乃村工藝社)にもご登壇いただき、ミュージアムの原点は博覧会にあるとの思いから重ねてきた、上海万博やミラノ万博などでの視察の成果も含め、幅広い視点のコメントをいただいた上で、パネリストやフロアとともに議論を深めます。
また、2019年ICOM京都大会など今後の日本における博物館の国際化を見据えて、国際的に活躍する博物館学の研究者と日本の博物館関係者の交流を深めることも念頭に置いています。

 当日プログラム 
平成28年3月19日(土) 午後1時→4時30分

13:00-13:05 開会挨拶(吹田市立博物館 館長 中牧 弘允)
13:05-13:10 趣旨説明(全日本博物館学会 委員・吹田市立博物館 学芸員 五月女 賢司)
13:10-13:40 講演1 神戸学院大学 教授 清水 寛之氏
13:40-15:20 講演2 カナダ・ブリティッシュコロンビア大学 教授 デイヴィッド・アンダーソン氏
15:20-15:30   ――休憩――
15:30-16:25 パネル・ディスカッション
        パネリスト: 清水 寛之氏
               デイヴィッド・アンダーソン氏
               若月 憲夫氏(全日本博物館学会 常任委員・乃村工藝社)
        コーディネーター: 五月女 賢司
16:25-16:30 閉会挨拶(全日本博物館学会 委員)

会 場: 吹田市立博物館 2階講座室 (〒564-0001吹田市岸部北4-10-1 TEL: 06-6338-5500)

参加費: 無料
使用言語: 日本語/英語(日本語による逐次通訳あり)
主 催: 全日本博物館学会、吹田市立博物館

お問合せ: 吹田市立博物館 〒564-0001 吹田市岸部北4丁目10番1号
TEL:06-6338-5500  FAX:06-6338-9886  http://www.suita.ed.jp/hak/
大阪万博の経験と長期記憶について考える研究会です。博覧会に関心がある方ならどなたでもご参加ください。

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