吹田が生んだヴァイオリン奏者 堀江恵太さんの演奏会が5月19日、すいはく(吹田市立博物館でありました。 )
出演/ヴァイオリン:堀江恵太氏
ピアノ:荒井悦子氏(堀江さんの中学時代の先生)
曲目/
F.クライスラー(1875-1962)/愛の喜び 愛の悲しみ 美しきロスマリン
N.パガニーニ(1782-1840)/無伴奏ヴァイオリンの為の24の奇想曲 作品1より
10番vivace 16番Presto 24番Quasi Presto カンタービレ(Cantabile)
貴志康一(1909-1937)/竹取物語 月 龍
E.イザイ(1858-1931)/無伴奏ヴァイオリンソナタ第1番(第1~4楽章)
堀江さんが竹取物語を解剖/解説しました。
貴志康一の竹取物語を解剖すると大きく甲-乙-甲と三つの部分から成っている。最初の甲を解剖するとその中はさらにA-B-Aとなっていて、乙の部分もその中がX-Y-X’からできている。最後の甲の中味はA-Bだけで終結部につながって終わる。
このような音楽の形式を三部形式といい、甲乙甲の中も三部なので複合三部形式といいます。
この解剖した部分、部分のメロディを弾きながら解説してくれました。ピアノ伴奏が、主役のヴァイオリンより目立つことがないような作曲の工夫も解剖しました。
音楽的に考え抜かれてすっごくよくできた曲だということがよ~くわかりました。
これが20代の貴志康一のすごいところなの(だそう)です。
(おーぼら)
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