メタセコイア植樹祭-春の特別展@すいはく(2)

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メタセコイアの化石1939年に100万年以上前の大阪層群から発見され、1941年に学会に発表されました。セコイア(レッドウッド=カリフォルニアの世界一の高さを誇る樹)ににているので、三木茂博士がメタセコイアと名付けたのです。絶滅したとされていましたが、のち中国の四川省で同じ樹が発見され、「生きた化石」として話題になりました。日本には1949年に挿し木と種子がもちこまれましたが、風土にあったのか、育ちがよく、姿も美しいので、各地の公園に植えられるようになりました。吹田でも公園や街路樹としてふつうに見ることが出来ます。

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吹田地学会の連々は、三木先生の弟子筋にあたり、メタセコイアについてもじつに話題が豊富でした。
「いまでもところによっては化石がみつかる」、
「アズキ火山灰層まで出るが、その後はなくなる」、
「昭和天皇が愛した木」、
「私市の植物園の枝を、方々に挿し木するのを手伝った」、
「小野原街道の阪大キャンパス沿いにある」、
「高く繁るので、カラスの隠れ家になって困る」、
「ゴールデンウィークにメタセコイア植樹祭をやるのはどうだ」、
「カラスの巣になるぞ」、
「植木鉢でやるか」
などと話はチューハイのコップの数に比例して盛り上がるのでした。(続く)

(カンチョー)

 

コメント

  1. 団塊の婆 より:

    お願い 植樹などは、なるべく在来の樹木、現在日本で、吹田で見られる鳥が食べる実のなる樹木、にしてください。

  2. この花さくや姫 より:

    そてつさま メタセコイアさまと、顔見知りじゃ、ありませんの?お名前からして、同門でいらっしゃるのかと思ってましたけれど・・・

  3. そてつ より:

    メタセコイアが化石の木とはしりませんでした。どうやってみわけるのですか。吹田のどこにあるんですか。おしえてください。

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