22日22時過ぎからラジオ大阪の「NEWS TONIGHT いいおとな」。ナビゲーターの土肥佳子さんとアンカーマンの産経新聞編集局次長渡部裕明さんが「07EXPO70」を紹介してました。
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70年万博は地元吹田市の人にとっては忘れられないできごとでした。市民が実行委員会を立ち上げ、「私と万博展」が吹田市で行われているので行ってきた。博物館の場所はわかりにくかった。JR吹田駅からバスで行ったが遠かった。しかしそれをしのぐくらい展示は良かった。地元の人の視点が生かされ当時の活気を感じた。
37年前、万博の年の千里ニュータウンの一室を再現したコーナーがあった。「万博のため親戚が泊まりに来た」という設定で家具などが置いてある。ダイヤル電話、当時の炊飯器、当時の鉄腕アトムのゲーム、ところ狭しと布団が敷いてある。
美声のFさんに伺うと「当時、吹田では布団が売れて売れて仕方がなかった」「布団屋は仕入れに困った」とのこと。当時のホテルでは6千万人を収容しきれず、親戚を頼って各地からやってきたのでしょう。この展示は市民らしいいい視点ですね。
カプセル型ユニットバスに驚いた。ホクサンバスオールというのです。立って入ると上(カプセルの天井)まで20cmもないくらい。浴槽しかない。これが当時爆発的に流行ったそうです。置き場所は室内だったりベランダだったり。来館していたこどもたちは「ありえねー」と言ってました。
40代以上には見覚えのある、30代以下には新鮮な展示です。07EXPO70「私と万博展」は12月2日まで吹田市立博物館で開かれています。大人300円でした。市民の書いたボードも楽しめます。興味のある方は行ってください。ちょっと場所がわかりにくいのでホームページで調べていくといいでしょう。
(聞き書き おーぼら)
コメント
うれしいレポートですね。自分が力を入れたところを見ていただけると、ああ、ちゃんと伝わってるんだなと「展示するよろこび」を感じます。