竹をたずねて :旧西尾家住宅の巻(その2)

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にじり口から中をのぞくと、こ~んな感じ。
前の袖壁にかざり?の細い竹が埋め込んであります。
そして、奥の茶道口の向かって左の柱が竹。

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天井のようす。
こっちも、いろいろ組み合わせてデザインしてあり、複雑。
いろいろな材がつかわれ、竹ばっかりじゃないところがミソなのかな・・・でも、竹なしにはすまないのだ!

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こちらは水屋。
流しのすのこがうつくし~。

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竹は、「離れ」にも、あちこちつかわれています。
これは離れ・和風棟にある大きな下地窓ふうにつくられた丸窓。透けて見えているのがざっくり編まれた竹です。武田五一という明治末から昭和にかけて主に関西で活躍した建築家の設計だそうですが、相当に茶室を意識してますね。

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窓の向かい側には、こんな簀の子状の縁がつくりつけられていました。窓といい、縁といい、きっと当時のレトロモダンだったんでしょう。

今日は駆け足で見て回りましたが、また、じっくり探検に来たいと思いました。
(こぼら)

 

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