すいはく(吹田市立博物館)創設以来、初の落語が講座室でありました。8月3日は講座室が高座室になった記念すべき日でした。
入場料無料のこの会場に50人が集まりました。
“すいはく亭”のこけら(?※)落としにお招きしたのは林家染二さんでした。
染二さんは明日8月4日から一週間、天満・繁盛亭で昼席のトリを勤めます。
□まずは、ちりとてちんや繁盛亭などのまくらにつづいて、扇子と手ぬぐいを使って落語のレクチャー。
■最初の演目は「車屋」
■引き続き、本日の主催「里の竹やぶ文化塾」の塾長みずからが、吹田の竹によせて作った新作落語「竹霊」
恐妻家の小柄な夫が買い物に行かされ、途中の竹やぶで目からたけのこが出ているしゃれこうべ(頭蓋骨)を発見。近くに埋めて手持ちのにぎりめしとメザシを供えて「成仏せよ」ととむらった。
買い物帰りにまた竹やぶを通ると、とむらった幽霊が「お礼をしたいから、自分の実家に行け」というので、実家を訪問する・・・・ことから話は広がっていきました・・・
中入りのあと衣装が変わって、
■来場している子どもたち用に「寿限無(じゅげむ)」
■最後の演目は「宿替え(引越し)」
夫は大きな風呂敷一つでどんなものでも持っていくと見栄を張り、何から何までを風呂敷に包んで出発しようとするが動かない。家の敷居も一緒にヒモでしばっていたのだ。
引っ越し先で、ホウキをかけるための釘を打つ。しかも打ったのは八寸の瓦釘、打ち込んだ場所は柱ではなく長屋の壁…。隣の家に・・・
PS ※「?落とし」の「こけら」は「かき」の字ではありません。「かき」の字画は9画ですが「こけら」は8画です。「こけら」の場合、「市」の字の真ん中の縦棒は上から下までつきぬけるのです。
(席亭おーぼら)(写真:盛上会長+てつ+おーぼら)
コメント
面白かった!考えてみたら、ナマの落語ってはじめて聞いたような気がします。吹田市民を持ち上げること持ち上げること、言葉一本で、お見事な「話芸」でございました。17日にはカンチョー&さほこさんの「縄文漫才」もあるし、これは立派な「すいはく寄席」ができますね。
「そんな寄席はヨセ!」
…それはただのダジャレやがな~。
「へたなシャレはやめなシャレ!」
席亭とは本来、寄席の亭主、持ち主のことで、今回のほんとの席亭は(きょうちゃんブログにも(写真が)あるように)、里の竹やぶ文化塾です。
ここでは軽く、このブログの文責者って意味で、つまりシャレで使ったのですが・・・しゃれ、シャレでおまんがな(汗)
てつさん「へたなシャレはやめなシャレ!」って、もおええもおええ。
「席亭」って、なんですか?
そんなシャレた洒落は 辞めなシャレ(^_^;
いやぁ 落語は一番前で聞くに限る
芸能には 触れてみよ いやぁ おもろかった♪