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統一企画展で見学者増やせ 大阪3市の博物館 初の連携

 大阪府の北摂地域の池田市立歴史民俗資料館、高槻市立しろあと歴史館、吹田市立博物館が今秋、統一テーマ「北摂の戦国時代」で企画展を開催する。広域連携は初めての試みで、3館が合同で活動することで、より多くの市民にそれぞれの市の所蔵品などを鑑賞してもらうのが狙い。さらに見学者を増やして公設博物館の活性化にもつなげたいとの期待もかけている。(高瀬真由子)

 北摂地域では、7市3町にある48の博物館や美術館などが「北大阪ミュージアム・ネットワーク」を結成しており、今回それぞれが開催している秋の企画展で協力できるものを検討した。その中で、池田、高槻、吹田の3つの博物館などが、市民の関心が高く、北摂の在地勢力も巻き込まれた「戦国時代」に焦点をおいた展示で連携事業を行うことになった。
 企画展は戦国時代を、地域に残された古文書や遺物から感じてもらうのがテーマとなっている。
 池田市立歴史民俗資料館では8月29日に始まり、同市の寺で所蔵されている画像をはじめ、吹田市の寺で戦禍をくぐりぬけてきた仏像や、高槻市で所蔵されていた百人一首など約170点を展示している。学芸員の高野弥和子さん(38)は「これまでは『池田』という切り口で企画展を行ってきたが、より広い視点で戦国時代を表現できた」と評価する。
 高槻の歴史館、吹田の博物館の両館は10月10日から開始。期間中は、城跡をめぐるツアーのほか、11月8日には両会場間を無料シャトルバスで結び、解説を行うツアーも予定している。
 吹田市立博物館の学芸員、池田直子さん(47)は「訪れた人からの反響を参考に、どのような連携が可能か模索したい」と話し、今後も合同開催を企画できたら、としている。
 企画展は池田市立歴史民俗資料館は今月27日まで。
 高槻市立しろあと歴史館と、吹田市立博物館は11月29日まで
(おーぼら)

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