『吹田市の自然物語』展:反省会の報告(その2 セミの抜け殻マップ)

画像吹田のセミの抜け殻調査を呼びかけました。展示室に大きなセミマップを設けて、市内で採取したセミの抜け殻を種類別に分類し、クマゼミ(青)、アブラゼミ(赤)、ミンミンゼミ(緑)、ツクツクボウシ(黄)の色シールをそのマップにどんどん貼っていきました。抜け殻5個でセミカードが1枚もらえることもあって、子どもたちの関心を集め、子どもを連れた多くの家族が博物館にやってきました。予想をこえる参加者があったので、対応するスタッフの数が足りなかったことが、反省点です。
期間中に集まったセミの抜け殻は1万個以上になりました。

この調査は、博物館での催しと同時に、吹田の全小中学校の児童生徒にも呼びかけるチラシが配布されましたので、新学期になって学校に持参してくる子どもたちもたくさんいました。現在、それらも博物館に集められ集計中です。
これで、吹田のセミ分布がわかるだけでなく、樹木が生い茂っている環境が好きなアブラゼミと、校庭や街路樹だけでも生育できるクマゼミの分布から、吹田の緑地環境の違いも見えてくる環境地図になり、よいデータが得られたと思います。この調査報告は、またあらためておこなう予定です。

(たかちゃん)

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