本日(5月10日)、仏像修理の先覚者、新納(にいろ)忠之介をとりあげたNHK・Eテレの日曜美術館を見ました。タイトルは「百済観音 千手観音 国宝の仏像をよみがえられた男」です。新納の流れが美術院国宝修理所につながって、西村公朝(美術院第3代所長、吹田市立博物館初代館長)に引き継がれました。西村の出番は来週17日(日)の同番組アートシーンです。そこでは現在吹田市立博物館で開催中の「生誕100年 西村公朝展 ほとけの姿を求めて」が紹介される予定です。
http://www.nhk.or.jp/nichibi/weekly/2015/0510/index.html
新納忠之介
5月17日(日)の日曜美術館は朝9時45分からのアートシーンで「西村公朝展」の紹介があり、夜8時からは新納忠之介特集の再放送となります。夜8時45分からのアートシーンでも「西村公朝展」の再放送があります。
ちなみに、『芸術新潮』5月号では「よみがえれ、仏像!」という特集が組まれていて、新納にはじまり西村公朝などに受け継がれていった「知れれざる修理の物語」が満載です。
お見逃しなく。(アルプスの少年)
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