書評

自然

本のご紹介: ズボラもんも納得の環境倫理学入門! 「マンガがひもとく未来と環境」

「マンガがひもとく未来と環境」 (アサヒ・エコ・ブックス) 石毛 弓 (著)  清水弘文堂書房 2011年 1680円僕はいちおう、環境問題を考えるのが使命であるという総合地球環境学研究所に勤めていますので、こっそり告白しますが、近頃チマタ...
館長ノート

本のご紹介: 『フロンティアを求めて-人類学者福井勝義の挑戦』

『フロンティアを求めて-人類学者福井勝義の挑戦』編集・発行 「フロンティアを求めて-人類学者福井勝義の挑戦」編集刊行委員会 2010年制作 有限会社ブックポケット梅棹さんをしのぶ会の日の夜、流れの飲み会で元の同僚、阪大の栗本英世さんがいて、...
書評

本のご紹介: 『吉田牧場-牛と大地とチーズとの25年』

吉田全作(著)『吉田牧場-牛と大地とチーズとの25年』 ワニブックス[PLUS]新書 798円いつもおいしいチーズを送ってもらう吉田全作さんの新書を本屋で偶然見かけ、どんなことが書いてあるのかと読んでみました。若いころ探検にあこがれて北大(...
梅棹さん

「梅棹忠夫 語る」 聞き手 小山修三(日経プレミアシリーズ)

故人のことを語りあう。それが亡くなった人への供養になり、残った人たちへの「なぐさめ」になる。お通夜の意味はそういうことらしい。…ならば亡くなった本人と十分に語る時間が取れたならば、それは双方にとてもしあわせなことだろう。新刊「梅棹忠夫 語る...
自然

本のご紹介: 吉村元男 『森が都市を変える』

吉村元男『森が都市を変える』2004、学芸出版社、 2500円掌の上に森を作り、それを眺めて怒ったり涙したりしている修羅のような人、吉村さんの仕事を見ていると私はいつもそう思う。大阪駅のJR貨物ヤードが再開発されている。やはり、ここにもコン...
梅棹さん

梅棹先生に市民から「送る言葉」を

梅棹忠夫先生の逝去が明らかにされた6日の夕刊は各紙ともたいへん大きな扱いで先生の逝去を報道しました。読売と毎日はトップ、日経、朝日、産経も一面で報じました。ひとりの学者の訃報としては異例の扱いで、「知の巨人」梅棹先生の存在の大きさを感じさせ...
自然

本のご紹介: 『青森県の巨樹・古木を訪ねて』

齋藤嘉次雄 2010 『青森県の巨樹・古木を訪ねて』 東奥日報社 1365円(税込み)青森県には三内丸山遺跡に関係したので、1993年頃からよく行きました。思わず深入りしたのは、三内丸山を盛り上げようという市民の思いに打たれたからです。かれ...
自然

本のご紹介 :『植物の百科事典』 朝倉書店

石井龍一 ・岩槻邦男 ・竹中明夫 ・土橋豊 ・長谷部光泰 ・矢原徹一 ・和田正三 編『植物の百科事典』 朝倉書店 定価21,000円(税込) 2009年この百科事典、目次を追っていきますと、1.植物のはたらき、2.植物の生活、3.植物のかた...
館長ノート

本のご紹介 :『月刊 たくさんのふしぎ 2010年5月号 昆虫少年の夢 オオムラサキ舞う森』

草山万兎(文)足立隆昭(写真)『月刊 たくさんのふしぎ 2010年5月号(第302号) 昆虫少年の夢 オオムラサキ舞う森 』 福音館書店 700円 「こどものころ、ぼくは昆虫が大好きだった。とくに蝶々と甲虫がすき。ひまさえあれば昆虫採集にで...
書評

本のご紹介: 『古代アンデス 神殿から始まる文明』

大貫良夫・加藤泰建・関雄二(編)『古代アンデス 神殿から始まる文明』(朝日選書)2010年 1470円1996年、梅棹忠夫先生が、カンチョーに連れられて初めて三内丸山遺跡を訪れた時、ご友人であった泉靖一先生の「アンデスの古い地層からはまず神...