館長ノート

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鯰押さえ: 郷土玩具

今回の展示ではナマズが変にもりあがっていますが、また新しい資料が手に入りました。岐阜県大垣市の郷土玩具「鯰押さえ」(なまずおさえ)、祭りのヤマのからくりを模したもので、明治初年に作られ今日に及んでいるものだそうです。老人が浪中にたち、水に暴...
私たちの活動

日かげ

暑いですねー。今年から「高温注意報」を出すことをテレビで見ました。猛暑の昨年は、吹田市が急遽、消防署を開放して、緊急避難所を つくりましたが、ことしも同じような動きがあるかもしれません。博物館の夏休み特展は子供プログラムがたくさん用意されて...
私たちの活動

いよいよ今週末から! 「自然から学ぼう -災害と環境-」展

開催にあたって地震、暴風雨、洪水、火山爆発などの天災は容赦なく襲ってきます。多くの人命が奪われ、施設や自然が破壊されて、社会が崩壊したり混乱することはずっと昔から続いていましたが、人口が増えて都市化が進むと、さらに人災が加わって被害が大きく...
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「かたじけなさ」とは: ユニバーサルミュージアムにむけて(その3)

なにごとの おわしますかはしらねども かたじけなさに なみだこぼるる西行が伊勢の外宮で詠んだ歌だと言われています。現場のオーラをみごとにあらわしていて、つよく心を打たれます。ところが、伊勢神宮は西洋人(たとえば世界文化遺産)は認めない、と美...
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レプリカを考える --安土城考古博物館にて :ユニバーサルミュージアムにむけて (その2)

7月3日(日)は安土城考古博物館でユニバーサル・ミュージアムの2日目の研究会でした。博物館の展示物を観客にどれくらいさわらせうるのか、についてここは熱心にとりくんでおり、展示にはいろいろ工夫が見られます。はじめに、展示場を巡回、古墳の石室の...
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ユニバーサル・ミュージアムへむけて

9月に予定している特別展「ユニバーサル・ミュージアム」の準備がすすんでいます。信楽と安土でおこなった、広瀬科研の研究会。まことにたのしく参加者の熱意とパワーに圧倒されました。研究会第一日は信楽陶芸の森に集まりました。陶芸の森のプロジェクト「...
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市民の知恵熱?今年の夏季展

7/16日からの夏季展「自然から学ぼう-災害と環境」の準備が着々とすすんでいます。そのうちくわしくお知らせしますが、ここ数年のすいはくの傾向として顕著なイベントの充実ぶりあげられます。とくに夏休みは、こどものための工作、実験(宿題はお任せ!...
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6月18日(土)のすいはくは、イベント満載の日でした! 

今日(6/18)はイベント満載の1日でした。まず、10:30~「高校パビリオン」。千里、吹田、山田高校の生徒たちが、それぞれの学校の課題と活動、千ー「国際学科の目指すべきもの」、 吹ー「吹田くわい」、山ー「万博」について、化学実験、歌や(英...
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見てくださいね!市民のみなさん :ゆきちゃんのウメサオタダオ展

生涯学習吹田市民大学の特別講座「特別展『ウメサオタダオ展』で知る、梅棹忠夫と万博」がみんぱくで開催されました。講座の一環で小長谷有紀教授が参加者に特別展の解説をする様子が、下記のとおり放送される予定ですので、お知らせいたします。番 組:「お...
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本のご紹介: 伊藤幹冶著 『柳田国男と梅棹忠夫ー自前の学問を求めて』

『柳田国男と梅棹忠夫 -自前の学問を求めて』 著者 伊藤幹冶、2011 岩波書店 ¥2700 「ウメサオタダオ展」はきのう6/14日(火)おわりました。開幕して2日目に東北大震災があり、観客動員という点では出だしでつまずいた、しかし、その後...