館長ノート

館長ノート

春の食感:野草を食べる

3月の土、日は青森から四国にかけて東奔西走、とても忙しかった。そんな中で、ほっと心和むのは旬の食べ物に出会うとき、とくに山菜は春の訪れを感じさせる。とくに長距離を移動していると、時間差があって、日本列島が南北に長いことをおもい知らされた。 ...
館長ノート

ミモザサラダ

サラダ菜の上にゆで卵をうらごししてふりまいたもの。 トマトに炒り卵をふりかけると先日書いたのはまちがいでした。どこであんなことかいたんでしょうか、 伏してお詫び申し上げます。 (カンチョー)
館長ノート

朝市 :青森編

北国の三月は冬と春がいりまじって、吹雪になって雪が積もったかと思うと、陽が出て解けてしまう、風がひどく冷たい。混じるといえば市場も同じで、青物はバッケ(ふきのとう)、アサツキくらいで、後は温室ものか、つけものくらい。 それに対して、魚市場に...
館長ノート

三内丸山遺跡発掘調査委員会

今年最後の三内丸山遺跡発掘調査委員会に行ってきました。 三内丸山遺跡は縄文人が想像以上に複雑な社会を作っていたことを世に知らしめた遺跡ですが、その謎を解明するため、今でも継続的に学術発掘を行っており、その報告がありました。環状配石遺構とよば...
館長ノート

さぬきのうどん

お彼岸の連休で四国に行っていました。おりしも、高速道路1000円化の先駆けとして、本四と明石の橋が安くなっていたので、車がおしよせ そのためか、うどん屋さんに行列ができたそうです。ひとくちにさぬきうどんといいますが、讃岐のほぼ中央に位置する...
館長ノート

ただのムシ : 水田の生物多様性ついて

(ドブログの不調で報告が遅れましたが)2/27日に東京であった、国士舘大学アジア・日本研究センターシンポジウム「自然と人間の付き合い」での発表者の1人に宇根豊さんがいました。肩書きは(百姓・農と自然の研究所代表)で、水田稲作の現場からの発言...
館長ノート

ミモザ

ご近所の道路に面した日当たりのいい玄関口に、鮮やかな黄色の花がいっぱいついている木がありました。何だろうと思って近づいて見るとミモザでした。マメ科オジギソウ属で、日本では房アカシアとか銀葉アカシアとよばれているようです。原産地はオーストラリ...
館長ノート

郷土史のたのしみ: 神功皇后と吉志氏

すいはくでは4月25日から8月30日まで吹田1町5村のアーカイブ展を行います。吹田のルーツを探ることで、自分の住む土地の自然のおもしろさを発見、「わが町」に対する誇りと愛情を抱いてもらうことを目的としたものです。会期は長期にわたるために、ま...
館長ノート

京のすき焼き: いろは

地球研のA先生は祇園育ちで食い道楽。その案内で、先日の佐藤さんのシンポジウムのあと、いっぱいいきまひょと7,8人ででかけました。最近は京都で遊ぶことがほとんどなくなり、先斗町はひさしぶりでした。入ったのは、「いろは」というすき焼き屋さん。そ...
館長ノート

中山道広重美術館と喫茶ミリカ

岐阜県恵那市は人口6万ほどの町ですが、中山道の大井宿のあったところ。広重の「木曾街道六十九次」の浮世絵を中心においた瀟洒な美術館があります。(写真1▲入り口: JR恵那駅から歩いて3分、町中美術館と愛称されている。看板も市民の協力により、安...