館長ノート

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ビールにみるグローバル化

ビールは今、ワインとならんで世界でもっとも人気のある酒です。 2007年の統計(*1)によるとその生産量は1.8億キロリットル。第一位は中国、ついでアメリカ、ロシア、ドイツ、ブラジル、メキシコ、日本、イギリスの順。 しかし、チョット変だと思...
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世界をかける酒 (アメリカ編 バークレー)

アメリカは清教徒がおこした国なので、酒についてはいろんな規制がかかっていて、いまだに禁酒に近い州があるらしい。比較的自由だとされるカリフォルニアでも、私がいったディビスのまちでは、30年程前まではまだウィスキーなど、強い酒は大学から1マイル...
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メタミドホス米について

食用に不適と判断されたコメを細工して食用に廻し多額の利益をむさぼる(一部)食品業界の悪辣さたるやひどいものだ。中国製ギョウザや有名料理店の2度だし、賞味期限改ざん、などつぎつぎ業界の暗部が暴かれてゆく。ゆるせん、万死に値する、と怒るのは簡単...
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ビール工場跡

地ビールは別ですが、全国あるいは世界ネットワークをもつビールの生産には、おおきな装置が必要です。茨木市から撤退したSビール工場の跡地整備が始まっています。ガンバ大阪のフランチャイズとして、球技場をつくるという案があったそうですが、渋滞の道路...
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世界をかけるビール (オーストラリア編 ベジャマイト)

「ベジャマイト」はオーストライアのスプレッド(ピーナツバターやジャムのようにパンにつける)。色は真っ黒、味はしょっからく、期限切れの缶ビールをあけたときのような、あるいはエビオスとかワカモトのようなにおいがする。慣れないととてもとても・・・...
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ビールと四国独立論

学生時代のことだったのかしら、誰かが下宿にビールを持ち込んできたので(その頃安い焼酎ばかりでした)、大機嫌で飲み騒いでいるうちに、「四国独立論」をおもいつき、ひとしきり盛り上がりました。四国は豊かなところだぞ、さぬきうどんがうまい、米は自給...
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モノにまつわる情報 -展示を考える-

今、すいはく特展場の中央には、さまざまな竹製品が集められ、手にとってみられるようになっています。こういった展示の正しい?活用方法について、先週の土曜日のうどんイベントの際、お手伝いに来ていただいた「たんぽぽ」ブログに、ハッとするようなことが...
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「千里の竹」展-前半戦をふりかえって

「千里の竹」展もようやく会期の前半をおえようとしています。 「はつゆめ博物館」というこのブログの企画で、どんな博物館になればいいかを語り合ったことがあります。そのなかで、「放課後、子供たちが集まって来る博物館になって欲しい」というTさんのコ...
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さぬきうどん、グレードアップ!

7/26(土)、さぬきうどんのイベントは、千里ニュータウン展に続いて第2回目になります。お国自慢の激しいカンチョーとその仲間たちの奉仕によっておこなわれます。 先週の「ながしそうめん」は150食が約30分で完売という人気でした。さらに「うど...
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タケとプラスチック/文化人類学的考察

カフェ・たんぽぽにあつまった竹製品を眺めていて、ずいぶんタケがプラスチックに置き変わっていることにいまさらながらおどろきました。ザル、シャモジ、ハシなどの台所用品はともかく、ふにゃふにゃのウチワ?こんなもんからの風はかえってむし暑い。 氾濫...