館長ノート

館長ノート 14

千里ニュータウンの食 今回の展示に「食」はどのような形で登場するのでしょうか。 食は時代とともに大きく変化しますが、それが時代を映す鏡でもあります。食品はそのままで展示はできないので、食器や調理具それに調味料などをおいた台所にするか、実物な...
ニュータウン

ある退職したサラリーマンと千里ニュータウン その2

-千里ニュータウンの評価と課題- ある経済雑誌(*1)は住民の所得の程度・住居の広さ・利便性を基準に全国28のニュータウンを評価、格付けを発表している。 千里はAクラスだから、それはそれで結構なのだが、これからの地域評価には上記の基準に加え...
ニュータウン

ある退職したサラリーマンと千里ニュータウン その1

-退職したサラリーマンの居場所探し- 01年春退職したが家と職場を往復するだけのサラリーマンだったから、35年も住んでいる千里に居場所がない。 せめてITネツトでもと探したが見つからな い。 それなら自分でつくろうと01年9月公民館の催しで...
ニュータウン

お雑煮

お正月に、丸もち白味噌仕立てのお雑煮を作りながら、ニュータウンの家々ではどんなお雑煮を食べているのかなと思いました。お雑煮ほど地域性のあるものはありません。京風の白味噌仕立て、角餅の澄まし汁仕立ての関東風、パトカンさんの四国では餡餅のお雑煮...
ニュータウン

ぴかぴかの黒電話、市外局番が068だった頃

(この記事は12/30の記事からの続きです) 設置申し込みから半年以上待たされて、昭和40年、ようやくわが家にも初めての電話がやってきました。 黒電話です(600型と呼ばれるタイプだったようです。黒電話でしたがその前の4号式と呼ばれるタイプ...
館長ノート

館長ノート 13

女の世界、そして男 女性の役割のうち最も重要なのは子供を産むこと、こんなことを言うと上野千鶴子先生にトビゲリをくらいそうだが、人間も動物だと見なせばまぎれもない事実。たいていのことは男で代用がきるが、これだけはできません。 最近、社会学や文...
ニュータウン

千里ニュータウン交通年表

ついに!ニュータウン展の年になりましたね。 交通関係だけ年表にしてみました。 記憶も頼りにしていますので、けっこう怪しい部分があるかもわかりません(特にバス関係)。お気づきの点があれば、コメントにてご教示いただければ幸いです。 ●まず196...
ニュータウン

年の瀬に

年末、焼酎の湯割りをぐびぐびやりながら、「年忘れにっぽんの歌」を聞いている。 いや見ている。仕事はそっちのけである。もちろん9時からは格闘技があるから、その前座というわけだ。なぜか? 来年の吹田市立博物館「千里ニュータウン展」が進行中だから...
ニュータウン

ニュータウンに越してきた頃、家には電話がなかった。

携帯電話の充電を忘れただけで一日不安になってしまうようなこの頃ですが、「小さい頃、家には固定電話もなかった」なんて話をしたら、若い人に「え、え、えー!」と驚かれたことがあります。でも、どの家庭にも電話が普及したのは昭和40年前後で、昭和30...
館長ノート

館長ノート 12

子どもの世界 日本のロボットが世界の最先端にあるのは、子どもの頃から「鉄腕アトム」のマンガを読んでいたからという意見を聞いたことがあります。また、手塚治虫を中心に動いてきた「マンガ」は、一時俗悪の代表とされながらも、いまや世界語となって、諸...