吹博初の国際学術シンポジウム

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この度、吹田市立博物館では、総合地球環境学研究所(略称:地球研)のご協力を得て、本格的な国際学術シンポジウムを開催することになりました。

「何度もおきた日本沈没-景観史の視点からみた日本-」

日時 9月10日(日)13:00~17:00
場所 吹田市立博物館講座室

カティ・リンドストロム(Kati Lindstrom)さんは、
エストニアからいらっしゃいました(Univ. Tartu記号論学部)。ご専門は景観史学。現在、地球研で研究支援推進員をつとめておられます。
今回のシンポジウムでは、「商品化する景観:近世以降の近江の事例から」というテーマで、お話いただきます。

◎リンドストロムさんのメッセージ◎
人は、世界観と価値観から、景観の理想像をそのときどきに応じて作り上げ、自らの周りもそれに近づけようとしたり、あるいはその理想像の箱庭を周囲に作り出そうとします。古くは近江八景、最近では理想化した「トトロの森」や「里山」景観を、ビルの屋上に作り出したりします。「里山」の残っているという農村に、バスツアーで観光したりもします。このような事例を通じて、「景観」の持つ文化的な意味を考えます。

プログラム
第1部
13.10-13.40
小山修三「吹田の景観を掘り下げる」
13.40-14.10
内山純蔵「何度も起きた『日本沈没』」
14.10-14.40
カティ・リンドストロム「商品化する景観:近世以降の近江の事例から」
14.40-15.10
中村 大「生者の村と死者の村」
15.10-15.35
高岡弘幸「近世・近代日本都市部の妖怪と幽霊」
15.35-15.50
休憩 この間に、聴衆の皆さんから質問票を回収

第2部
15.50-17.00
討論(みなさんの質問をもとに、発表者がひな壇にあがって討論します)

聴講無料 定員120名 先着順
今回のシンポジウムの使用言語はすべて日本語といたします。
シンポジウム全体はたいへん長時間にわたりますが、ご興味のあるテーマの部分だけの聴講も大歓迎です!
みなさま、ぜひおこしください。(by ぼら)

吹田市立博物館のHP:http://www.suita.ed.jp/hak/moy/moy1.html

コメント

  1. アボリカン追っかけ より:

    なーんや、全部日本語か。カンチョーのペラペラのアボリジニ英語が堪能できると思ってたのに、残念です。NHK国際映像で吹き替えのカンチョーの英語を楽しむしかないのかな?

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