9/2(日)13:30-!千里ニュータウン記録映画上映会

こんな機会はめったにありません!一挙6本の記録映画で千里ニュータウンの足跡をたどる上映会…。このブログでは、たった5枚で千里の足跡を乱暴に要約してみました。

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●ニュータウン開発前の光景
「この一帯は、丘陵地帯と言うものの、標高差20メートルから30メートルのゆるやかな起伏です。ここには山田、春日、上新田、佐井寺、古江などの集落、約1000戸の農家があります。」
(ひらけゆく千里丘陵-計画編・1961より)

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●あこがれのニュータウン!
「8月なかば、アパートも一戸建ても次々に完成して、青い夏空のもとに美しい姿を現します。畳、襖も運び込まれ、最後のお化粧も念入りに。この頃になると、待ち焦がれた人々が下見に来る姿を、何組も見かけるようになりました。」
(ひらけゆく千里丘陵-建設編・1962より)

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●初期からあった盆踊り
「自分たちの住むこの町を皆でより楽しくしよう。こんな声が、自治会の主催する盆踊りとなった。お寺を中心として発達した町でもなければ、城下町でもない。日本では初めての計画された町、千里ニュータウン。新しい日本の町である。」
(千里ニュータウン・1964より)

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●しかし団地妻は…?
「夫の収入と、高層アパートの一隅と、完備した家庭電化設備。そして美しい環境。彼女たちは途方にくれるくらい平和で満ち足りているのだろうか。」
(千里ニュータウン-生きている人工都市・1968より)

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●そして万博も終わり…
「ここ千里はかつて竹薮だけの土地であった。日本の長い歴史の中で、千里には何の伝統も蓄積もない。ただここには自由がある。歴史に縛られることがなく、伝統から離れた新しいものを、ここから創り出される可能性を秘めている。それが21世紀の国際文化都市・千里なのである。」
(千里ニュータウンとその背景・1982より)

基本的にはどれも開発者=大阪府からの視点で描かれていますが、映画の制作時期によって、また制作者の個性によってトーンが違うのも見所です。9/2(日)は、ぜひ博物館へ!途中入場・退出可!

■13:30から3本上映。休憩をはさんで15:00から3本上映。終了予定16:30ころ。

(by okkun=当日弁士)

 

コメント

  1. okkun より:

    中学にもなったら、親と歩くのイヤだったなあ、僕も…。コドモが相手してくれないんだったら「よし!お父さんはもう博物館でボランティア活動に打ち込むぞ!」っての、どうですか?「えーい、誰も知らない博物館で呑んだくれてやるー!」(哀!)

  2. てつ より:

    いや 作戦変更 夏休み最後の日 初めて 中学生の息子を連れ 千里ニュータウンの映画を見に行きました いやぁ 6本みるのは きっと耐えられないだろうと 少し遅れて行ったんだけど 満席で よく集まって30人ぐらいかなぁ と思ってただけに 100名近い観衆に驚きました(^_^;

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