先日、鹿児島市内にある、「鹿児島県歴史資料センター黎明館」に行ってきました。鹿児島城本丸跡にあり、歴史、考古、民俗、美術・工芸を網羅した堂々たる博物館です。そういえば今夏すいはくの竹展の時に、この博物館の学芸課長の川野和昭先生が、竹の民具のお話をしてくださいましたね。民俗のコーナーには、その川野先生の思いがいっぱいつまった薩摩とラオスの竹の民具の比較の展示がありました。
ちょうど「薩摩焼~400年の伝統とパリを魅了した美~」という特別展もやっているせいか、なかなか盛況・・・いや、まてよ、隣接した展示場の方に人が来ているのです。やっていたのは「篤姫」衣裳展、こちらは入場無料。ホンモノの篤姫が着た衣裳ではなく、NHKの大河ドラマ「篤姫」で使用した衣装や小道具(お守り、碁盤や化粧台など)の展示です。しかし、無料でも、ひとは興味のないものをわざわざ見に来ないですよね。マスコミにとりあげられ話題になって、ひとびとの関心をよぶということが大切なのですね。時宜にかなった企画は、かくも強いのかと、うなったのでありました。そういえば、「千里ニュータウン展」は、それがたいへんうまくいった例だったといえるでしょう。
(こぼら)
コメント
篤姫の衣装、(テレビ用でも)見たい!レプリカでも人が関心を持って見れば、歴史も頭に入ってくるというものでしょう。そこに感情移入ができたら、魂も入ってくるってものじゃないでしょうか?ところでこのブログのタイトル、元ネタは「鶴姫じゃ~っ!」ですな?
えーっ、こぼらさん鹿児島に行ってたんですかあ。アリちゃんが、島津コーギョーにうつって、来年は「島津斉彬」の塗り絵をつくりたいんだって!
「もののけ姫」はわかるけど「つる姫」はぞんじませんわ~って言い張っても、バレてるわね・・・でも、「あんみつ姫」(原作)は、本当に、知りません。