春を遡る旅

18日から21日まで車で、飛騨から安房トンネルごえで長野へ、さらに白馬から糸魚川を経由で北陸まわりで帰ってきた。この旅は高度差が大きかったために、まるで桜を中心に春を遡っているようだった。あたたかい奈良や北陸はもう葉桜、高山や長野は満開か散り始め。峠ではようやく咲き始めだった。信州の山はコブシや山桜が残雪のように山肌を飾っていた。

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印象深かったのは、雪解け水が流れる姫川源流にはバイカモが可憐な白い花をつけ

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湿地帯にはフクジュソウ、イチリンソウ

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カタクリが咲き乱れ

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ミズバショウ、クレソン、和セリが若葉を出し始めていた。

駐車場には、カタクリやイチリンソウの鉢、クレソンやフキノトウの袋が並べられ、よく売れていた。

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気候がよくなったことや、土・日の高速道路が特別料金になったせいもあり、観光客の出がよく、団体バスもたくさん見たが、行く先がさまがわりして、自然を楽しむエコ・ツーリズムと言う性格が強くなっているとおもった。

(カンチョー)

コメント

  1. 安房トンネル より:

    ここでは「安房」を「あぼう」と発音します。安房(あぼう)トンネルは交通の難所であった安房(あぼう)峠の下に作られたもの。
    この「あぼう」は日蓮(1222~1282)が修行のためこの峠を越えたとき、自らの出身地である安房国(あわのくに)より命名したと言われてます。飛騨地方の人は「あわ」とは読めず「あぼう」となったそうです。
    聞きかじりのおーぼら

  2. てつ より:

    奥飛騨には 私の母の弟が 丸太小屋に住んでいます

    日本山岳協会上級指導員

    僕は 子供の頃 そのおじさんから 山を教わった

    40年前 海外遠征の見送りの8ミリ映像も

    うちにあります

  3. もぐら より:

    あ…そうなんですね~。
    私も安房を「あわ」とよめず(安房トンネルを通ったほうが安房の国に行った回数より多かった;汗)。
    お隣なのにね。

  4. okkun より:

    安房トンネルができたのはほんの11年前で、それまでの安房峠は観光のクルマやバスがたくさん通る道なのにとんでもない急勾配とつづら折れの悪路で驚いたことを思い出します。少し調べたら、トンネル開削は難工事だったのですね。また行ってみたいなあ。

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