僕にはゴーヤーがあるからいいもん。

先日の皆既日蝕トカラ行き断念の顛末については、大勢の方から「ほんと~うにお気の毒…」とのお言葉をいただき、ありがとうございました。仮に現地に行けていても土砂降りだったようだし、天候に関しては大バクチであったことは最初から覚悟のうえなのでそれほど落ち込んでるわけではないのですが…すいはくで皆と楽しめたしね!

ところで梅雨が明けなくても自宅にいても楽しめる夏のイベント…ゴーヤー(にがうり)植えて緑のカーテン作りを博物館の前庭でもやってますが、うちでもチャレンジ中です。

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ゴーヤーの植え付けは、今年は早く5月ぐらいにやりました。植える前にタネを水に一晩つけてふやかすこと、芽が出る場所を爪切りでちょっと切っておくことがポイントです。去年は1週間もふやかして失敗しました。(ずぼらな人には最近は苗でも売っています。)植えつけて伸びてきたら支柱を立て、もっと伸びたらこんな感じで窓の上に横棒渡して、ホームセンターで買ってきたネットを垂らします(7/22撮影)。ゴーヤーはタフだからマンションのベランダで、プランターでもできます。去年まではスダレも吊ってたけど、今年はゴーヤーだけで「緑のカーテン」になるかどうか…?

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イボイボの実と違って、花は可憐です。やっぱりヘチマとかに似ている?

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水さえちゃんとやってれば、ゴーヤー作りはそんなに難しくないと思います。枝を増やすために「摘心」ということをやるらしいのですが、うちではやっていません。スズナリ…ってわけにはいかないですが、自宅のおかず用ぐらいには十分使えます。

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何日か放っておくと、右のように真黄色になります。歯ごたえが柔らかくなっちゃいますが、十分食べられます。もっと放っておくと…はじけてしまいます!今年は早く植えつけたので、1回収穫して、まだ獲れそうです。

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ゴーヤーは沖縄の特産品として知られていますが、以前沖縄にはゴーヤーにつく害虫(ミカンコミバエ、ウリミバエ)がいたため、沖縄から県外へのゴーヤーの移出はできませんでした。内地で売られていたゴーヤーは鹿児島県産であったといいます。しかし関係者の気が遠くなるような努力が実って沖縄ではミカンコミバエは1986年、ウリミバエは1993年に根絶され、移動の禁止が撤廃されました。あわせて温帯の気候でも育つように品種改良もされ、今では北関東以南でゴーヤーは作られているそうです。僕が買ってきた種はベトナム産でした。ゴーヤーがこの10年ほどで急速に日本内地のスーパーでもよく見かけるようになったのは、そういった皆さんの努力があったからなんですね。(最後の写真は石垣島での根絶記念碑)

(by okkun)

コメント

  1. てつ より:

    今日は岐阜 はなのこフォークジャンボリーに来てます
    始まると同時に土砂降り 今夜のニュースになるでしょう
    四十年ぶりの伝説のコンサートです

  2. okkun より:

    みんな遠くへ行ってるんですね…万博公園ではきのう屋外コンサートがあったらしく、いろんな曲が風に乗って聞こえてきましたよ。ドシャブリに流されないで帰ってきてね~。

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