わが千里ニュータウンでは開発以来約半世紀の記録をナントカシヨウ!ドウシヨウ?伝説の「千里ニュータウン展」で掘り起こしたことはそれっきり?…ってわけにもいかないよね…と各方面でどったんばったんやっておりますが、そんなところに見つけたのがこの展示会の情報。…そうか多摩でもか~と、これはぜひとも見に行くしかあるまいと、行ってきました!だって5月10日までだっていうんだもん。
●こちら会場の「パルテノン多摩」。多摩ニュータウンの中心、多摩センターを見おろす丘の上にそびえております。吹田で言うと、博物館とメイシアターが一緒になったような総合文化施設。GWだから駅からの道は出店がいっぱい。…パルテノンのための出店じゃなくて、ここは千里中央みたいな場所だから!
●これこれ!赤土とコンクリートの開発風景!萌えます!千里と同じ!
●展示の仕方はパネルなど「平面モノ」が多かった。イベントは講演会が一回。東京の観客は気のせいか上品?「面白くしないと認めない」という関西気質とは違うのかも…。(写真撮影は「スナップ程度ならかまいません」とのことでした。)
●開発の記録映画上映もありました!千里のと同じ会社が作ってました。(「日本映画新社」ですが、昨年解散したそうです…千里の分、原盤散逸してないかな?)多摩は1971年の初入居以来ずっと開発が続いているので、映画の製作時期もずっと続いています。
●壁に貼り付けたジオラマも!しかも定点比較!注目なのは「定点撮影プロジェクト」っていうのがあって、多摩丘陵の変化を皆で追いかけよう…っていう市民参加の仕組みに使っていること。東京の人は知的なのでパソコンで見られるようになってました。元公団職員の方が個人的に撮りためて年賀状のネタに使っていたのを、面白いからと皆でやることにしたんだそうです。
ネットでも見られるようになっていますが…ううう…たどりつきにくい!
しかし千里と多摩ではやはり、離れていても同時多発的に似たような発想が起きてくるんだなーと、興味深く思ったことでした。(つづく)
(by okkun)
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