おでかけイベント  正雀下水処理場見学

8月13日(金)博物館のおでかけイベントで正雀下水処理場を見学しました。定員は親子15組のところ5組14人が参加しました。

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下水処理場の職員から・水の循環・下水道の役割・下水処理のしくみ・水環境を守るために・水をきれいにする微生物の種類とその動きなど下水処理のしくみの説明を聞きました。
いろいろな微生物が動くビデオはおもしろかったです。とくに、クマムシがおもしろかったです。クマムシは酸素がなくても、餌がなくても、水がなくても、摂氏150度以上またはマイナス150度以下の温度でも生きることができるので、地球最強の生き物と聞いてびっくりしました。宇宙で外に出しても死ななかったそうです。ムカデみたいに細長くて、足が6本あります。顔と口も見えました。
これらのいろいろな微生物が排水を集める家庭の桝の泥にいたり、川の泥にもいると聞いてまたびっくりしました。
 次に、外の沈殿池で微生物を沈殿して水が透明になります。この沈殿池からカルガモ1対が飛び立ちました。ときどき水面にカモが下りるそうです

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そのあと2班に分かれて生活排水(下水)をきれいな水にして放流するまでの処理施設を処理順に、説明を受けながら見学しました。

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最後に、水中のいろいろな細菌を滅菌するために次亜塩素酸ナトリウムを少し入れて、正雀川に流します。
 きれいになった水は工場の中で設備を洗ったり、植物の水やりに使います。今、南隣にある吹田操車場跡地で工事をしていてほこりが立ちます。このほこり防止のためにも水をタンクローリーで運んで、工事現場に散水しているそうです。
 ここの施設の建て直し計画はありません。それよりも、吹田操車場跡地の再開発計画の一環で再開発されるかもしれないとの話です。
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縁の下の力持ちの実態を市民がさらに理解する一助になったように思います。

(きょうちゃん けいしん おーぼら)

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