すいはくの春季特別展は4/29から始まります。仮題ですが「大阪万博と上海万博」、館蔵品を主体にという地味な展示なのですが、市民委員からの いろいろな企画の提案もあって、おもしろくなる可能性がでてきました。
今回のオープニングを飾るのは、70年万博のオオサカ・ウィークに出演した「山田権六踊り」、なんと彼女らは40年の時空を越えて、今回の上海万博でも実演しました。
「どんなきもち?」を聞くために、インタビューしてきました。
「とってもよかった、誇らしかった」というのが答えでしたが、そ の歴史を聞いているうちに、踊りの持つ力をひしひしと感じました。大阪万博にでたのは山田の主婦、(彼女らの話では)おしゅうとさんと嫁という、2つの 年齢層があったそうです。若奥さんたちは都会から嫁に来て、生活のギャップに悩んでいた人が多かったそうです。しかし、万博で権六踊りを踊る事になったことで、同世代の連帯ができ、おしゅうとさんたちも助けてくれたので、スムースに地域に溶け込めたそうです。その後「吹田祭り」の需要な演目になったことで、この連帯は持続され、踊りを教え、一緒に踊ることで、世代をつなぐ鍵となっています。今も山田の小学校に教えに出かけ、祭りには200人近い子供たちが参加することもあるそうです。
明日はメイシアターでNHKの『大阪のおばちゃん』のビデオ収録、放送は2月26日15:05から15:47。ぜひ見てくださいねとのことでし た。
(カンチョー)
コメント
提案がありま~す!現在YouTubeにもWikipediaにも「山田権六おどり」の項目がありません。白い壁を背景にきちんと「山田権六おどり」を踊ってもらって録画して、YouTubeにアップしてその解説をWikipediaに書いたらいいんじゃないでしょうか?練習の手本にも、宣伝にもなりますよ。費用はかかりません。