公開シンポ「ユニバーサル・ミュージアムの理論と実践―博物館から始まる「手学問のすゝめ」―」@みんぱく

昨日(10月29日)午後から、民博公開シンポジウム「ユニバーサル・ミュージアムの理論と実践―博物館から始まる「手学問のすゝめ」―」がはじまりました。北は北海道から南は九州まで、全国から参加申込みがあったそうで、募集開始まもなく定員オーバーしてしまい、ずいぶんお断りしなければならなかったそうです。

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シンポジウム会場外の通路には、さまざまな「さわる」ことのできる展示物や作品が持ち込まれ、さながら臨時「さわる」展覧会の様相に。。。広瀬先生がさわっているのは、レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」を半立体におこしたもので、国立特別支援教育総合研究所の大内進先生がもってきてくださいました。

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カンチョーは、「壁を壊せ――縄文人、アボリジニ、そして視覚障害者」と題して、博物館に人が来ないのはなぜか、モノを守ることに懸命になるがあまり、ガラスケースのなかに陳列するだけの博物館でいいのか--博物館にとってのタブー「さわる」に挑戦することになったいきさつとこれまでの過程を講演をしました。

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トップバッターだから基調講演?
ですが、持ち時間60分のうち30分ほど話をして、あとは質疑応答となりました。(すいはく名物・カンチョー乱入の逆バージョン…ですね)

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博物館関係者に限定したわけではないのですが、博物館に直接関わりがあったり、関心の高い人たちがたくさん参加されていたようで、会場はぴりっと引き締まった熱気にあふれていました。また、こういう研究発表的なシンポジウムは、概して長引くことが多いのですが、みなさん時間ピッタリ話されて、ほぼ予定通りの時間に終了したことにもカンドーしました。
今日10月30日は2日目、朝9時半から夕刻6時すぎまでびっしりのプログラムで開催されます。

(こぼら)

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