1/13、「西日本の山に火をつける会」(注*)の設立への密談とアボリジニもおどろく都市の山焼きを観察するために、同志が数人、奈良市のK氏宅に集まりました。アパートの窓から双眼鏡をつかえば若草山がよく見えるからです。
最近の山焼きは、成人の日前後に行われています。本年は前日の雨で開催が危ぶまれたのですが、奈良市は強行しました。17:50に花火、そして18:00に山の麓から頂上まで、一つの線に火が付けられました。ここまでは、なかなかの光景。
しかし、火は待まてどくらせど燃え広がらずそのまま消えてしまった。がっくりして、窓を閉めてしまい、かねて用意のワインをのんで解散(もともとワイン退治が目的だったのでは?)。
朝窓から眺めると、やはり焼けたあとがみあたらない。新聞には、「見る価値があった」などと、そらぞらしいコメント。そこで、二日酔いもものとせず、現場にでかけていきました。ところどころに、お灸の跡のような燃え跡があるばかり。「ったく、火の使い方を知らんなー、来年はオレが指揮を執るー」、などと気炎を上げながら帰ったのでありました。
写真上
2008年1月14日撮影
左側ほんのちょっと黒いところが焼けたところです。
注* 現代日本の里山の荒廃、モノカルチャー化した農業、地球温暖化、等々の問題を憂い、狩猟や焼き畑をはじめとする伝統産業を見直し、縄文時代への回帰をめざす。
(カンチョー)
写真下
2004年の山焼き、K氏宅からのながめ
(撮影:佐藤洋一郎総合地球環境学研究所教授)
コメント
今度三田で草刈りし、焚き火をする予定です。「どんと」で楽しみたい人、歓迎しちゃおうかな。
来年はオレが指揮を執るー」、などと気炎を上げながら帰ったのでありました。
よく分かりました。
<私の思い・・・> 奈良の○暗示<寺>町に、ぽん友がいます。 ここから、見る若草山焼きは、パソコンにウイルスが潜入、タミフル剤もない時代に、デスクトップ<20Kgはあるものをもって>を入院させに、行った時でした。 あの、炎は本当に、すごい
数年後。 ぽん友も、火の災難に。 行きました、火災見舞。奈良て、復旧にややこし と 嘆き、かなり顔面が青くなっていました。
今日は、「とんどの日」を神社で見ました。 そして、鈴鳴らし・一礼・二拍 お賽銭・・ 火の神様、愛宕さま、あ~、とんどの思いが抜けてない・・今年も、「無病息災、家内安全」とお祈りしました。
1月26日と27日に水海道(茨城県)でヨシ原の野焼きをやるそうで、参加してきます。こちらはだだっぴろい平面をぼうぼう燃やすようです。