8月18日午後2時から中牧館長が「夏季展は第4コーナーを回ったところだ。最後の直線を前に環境政策室長の講演を楽しみにしている」とのあいさつがありました。
ひきつづき
吹田市環境政策室室長の後藤圭二さんの講演「未来の子どもたちに残す吹田の環境」がありました。
後藤さんは吹田市の現状を説明した後、ヒートアイランド現象を説明しました。
昨年2011年8月10日23時の吹田市の熱画像:表面温度をしましました。夜中でもビルの屋根、道路が高温を保っているというおそろしいデータを示しました。
昼間の熱画像をみると千里ニュータウン周辺の緑地の温度が低いことがわかります。そして当然ながら市域の南部はまっ赤になっていて酷暑状態が明らかです。
詳しくは(下記PDF)
http://www.city.suita.osaka.jp/var/rev0/0031/3709/201276174559.pdf
温暖化をめぐってCO2排出を減らそうにも吹田市は世界中の0.008%しかCO2を出していないので、仮にCO2排出がゼロになってもほとんど世界に貢献できないという現状を語りました。
むしろライフスタイルの転換を訴えました。昭和40年ころの生活をふりかえり、コマーシャリズムに踊らされている私たちのライフスタイルを考え直すときだと強調しました。
2012年度夏季特別展プログラムはこちらから
(おーぼら)
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