竹をたずねて

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タケノコたべ日記

電車の中で、ピクニック族のリュックからタケノコの先が飛び出ているのをみかけました。道路脇の店で買ったのでしょうか。タケ藪で筍がさかんにのびる季節です。 モウソウチクはもう終わり、タケになちゃっています。それにしても、山城の朝堀りシロコは高か...
私たちの活動

快調!プレ竹展@たんぽぽ

カフェたんぽぽをのぞいてきました。 7/5からの竹展では、特別展示室の中央に市民が持ち寄った資料、ヨウジ、ミミカキ、マゴノテから掘っ立て小屋(まさか)までならべて、私たちが竹と密着した生活をしていたことを見せたいものだと思い、たんぽぽに協力...
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ペルーの竹

世界の竹の分布地図をみると、南米にも集中しているところがあることがわかります。そこで、南米について、みんぱくの関雄二先生に聞きに行きました。 ペルーには、カーニャ・グァヤキルと呼ばれるタケがあります。これはGuadua angustifol...
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世界のタケ分布

タケは世界に109属1056種あるという報告があります(武田 1988)。その分布を地図に落としてみると、 1.南中国~日本、2.南アメリカ、3.アフリカ という3つの地域に集中点があり、インド以西の南西アジア、中近東、ヨーロッパには自生し...
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シッペがえし

座禅をしながら妄想にふけったり、居眠りをするとビシリと肩を打たれます。あの棒は警策、ほかに竹篦とよばれるものがあるそうです(阿辻哲次『漢字を楽しむ』講談社現代新書)。 阿辻さん(平成18年の「昔の文字」の展示でお世話になったかたです)による...
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竹水で焼酎を割る…うまいっ!

タケのボランティア・グループSELFのMさんから、「竹水」をいただきました。焼酎の竹水割は美味しいですよ、セイがつきますとのこと。この季節、伸び始めたタケノコの先を切っておくと、2週間ほどで節の間に透明な液がたまるのだそうです。 タケは漢方...
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環境の壁を越えて -小屋名(こやな)のしょうけ

岐阜県高山市久々野町小屋名(こやな)地区では「しょうけ」と呼ばれる笊(ざる)が作られています。私たちの日常生活の中では、プラスチックや金属製の笊が出回り、竹製のものはほとんど見られなくなりましたが、戦前までは重要な用具として、農家の副業とし...
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後期高齢者の竹細工

昨日 仕事で訪れた家 ガレージにいろんな竹が置かれ 奥が工房みたいになっていたので 「竹で何かされるのですか?」と聞くと見せてくださいました。 「もう 後期高齢者で引退したんだ」と自分で何度も言ってられたのだが、さすが元家具職人、ちっとも腕...
館長ノート

たかだま【竹玉】

万葉集にはたかだま(竹玉)ということばがでてきます。これは竹を輪切りにして、ビーズ状にしてつないで、身体や、神に供える酒器をかざったものでしょう。緑色は人工的に固定するのが難しいので、古くから、緑色系の石がアクセサリーとして珍重されていたよ...
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竹の足場 @ムンバイ

インドのムンバイ(旧ボンベイ)からH師匠の写真が届きました。 公園の近く、高級住宅地の一角、6階建てマンションが建設中で、外壁の足場には竹が使われていたそうです。竹の足場は香港、台湾などでよく見掛けたものですが、インドにあるとは意外だったそ...