館長ノート

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博物館日誌12/10

今日は大変忙しかった。「むかしのくらしと学校」展がいよいよ動き始めたからだ。13:30からボランティア打ち合わせ会議。3:30から吹田の小学校の担任の先生方が集まり、ボランティアの皆さんもくわわって、展示の下見と「見学日の抽選」会をおこなっ...
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12/8にこのブログのアクセス数が27万を超えました。記録を見ると11/15に26万、10/23に25万、10/3に24万と、最近では1万アクセス達成に1ケ月かからない盛況ぶり、doblogの上位ランキング表の常連になっています。 先週12...
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【社告】

サブプライムローンに発する世界金融危機のおりがら、当社ニューヨーク特派員を今年かぎりで引揚げることにしました。万博展、ビール展での、記者の清新なレポートは、皆さんの心に残っていると思います。 なお、NYに限らず、世界の何処でも、旅行に行かれ...
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むかしのトイレが今年の目玉!:特別企画展「むかしの暮らしと学校」

恒例の「むかしの暮らしと学校」展が12月19日(火)から始まります。この展覧会は、一般観客のほかに、カリキュラムと連動して、(基本的に)吹田市の小学生3年生全員にみせようとするものですが、近隣の箕面、摂津、茨木などの小学校からもやってきます...
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酒の飲み方(4) 禁酒令について

先々月アメリカに行ったとき、ノース・カロライナ州の田舎に住む恩師の家を訪れて数日滞在した。おどろいたのは、この地がまだ禁酒の郡だったことだ。 先生は敬虔なクリスチャンなので、サケも、タバコもやらなくても平気らしいが、私は大変さびしくて、おそ...
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4時21分のビヤ・パーティ: 酒の飲み方(3) 都市労働者

アーネムランドでフィールド調査をしていたころ、なか休みにダーウィンのまちに出てきたら友人から、「金曜の午後、オフィスに来てくれ、16:21からパーテイだ」と誘われた。 4時にいくと、みんないそがしく立ち働いている。仕方なく、調査終了時の事務...
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ビールのカクテル: ベルリーナ・ヴァイス

手早く酔っぱらいたいという欲望なのか、独特の味を生かし、他のサケとの微妙なバランスの具合を楽しみたいのか、数は多くないものの、ビールを使ったカクテルがいくつかあります。レッド・アイ、ビールにスプライト(ラドラー)。果てはお抹茶、味噌汁わり(...
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「大英博物館に近づいた」: 館長からの御礼のことば

先週末は14日(土)の地球研との共催のシンポ「とりあえずビール」、15日(日)は「テースティング日曜スペッシャル」は、入館無料日の日でもあったためにぎわいを見せました。とくに15日のイベントは市民からの要望と協力によって急遽行った企画で、広...
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酒の飲み方(2) 農耕民の場合

狩猟採集社会にはサケがなかったので、彼らは飲み方を知らなかったという説を前回のべた。農耕社会では栽培物の余剰で大量の酒を造ることができるので飲み方が変わる。とくに、秋の収穫後にサケをともなった大宴会が開かれることがそれを示している。 柳田国...
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飛鳥・奈良の旅

40年前、国際基督教大学で助手をしていた。その頃、美術・考古学のDr.キダーが春休み、アートト・リップと称して、学生たちをつれて、京都、奈良、飛鳥を一週間ほどかけ、遺跡、古墳、寺社を見てまわる旅をやっていた。「飛騨詰所」という東本願寺前の不...