小松さん

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名作は萌芽より芳し: 小松さんとわたし(8)

たぶん1953年の初夏の頃、ぼくが京大の図書館でモーパッサンを読んでいたとき、閲覧室に入ってきた小松実(のちの左京)に呼ばれて廊下へ出た。書き上げたばかりの短編小説をここで読んでくれという。かすかな記憶だが、痩せつづける男の話だった。面白か...
万博・EXPO

EXPO‘70「万国博を考える会議事録」幻の資料発見: 小松左京写真展で展示されます!

昨年、7月26日(火)に亡くなった小松左京の写真展開催に伴い、保存されていた資料を調査した結果、これまで存在が確認されていなかった、1970年の大阪万博の理念を構築し、岡本太郎氏の大阪万博の展示プロデューサー就任のきっかっけともなった、「万...
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小松左京研究会: 小松さんとわたし(7)

「小松左京研究会」は、小松左京を研究する会ではなく、小松左京先生とファンが、一緒に見学に行ったり、夜を徹して語り合ったりする楽しくも刺激的な研究会でした。1978年にはじまり、月例会の他、年に2・3回小松先生と親しく交流する会をもっていまし...
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三内丸山遺跡訪問: 小松さんとわたし(6)

1996年9月6日 復元大型住居の前で(撮影 NPO法人三内丸山縄文発信の会)ピーターパンの踊り1996年の『縄文鼎談三内丸山の世界』(山川出版社)の出版記念パーティーだったと思います。余興で、太鼓と笛でねぶた囃子が始まりました。その時に地...
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走れ!サキョ~: 小松さんとわたし(5)

小松さんもわたしも、学生時代ラグビーをやっていた。平原とはいえ、地面はグラウンドと違って、でこぼこ!このあと、小松さんは転んでしまい、翌日左手がグローブのように腫れあがった。それを見た若いディレクターが言った。「小松さん、今日は野球でっか?...
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小松左京コーパス: 小松さんとわたし(4)

小松さんとの最初の出会いがいつであったかは定かでないが,たしか1990年代の初めごろだったと思う。国立民族学博物館にいた小山修三氏の紹介だった。その後,総合研究大学院大学の地域社会交流プログラムや科学研究費プロジェクトのシンポジウムなど,い...
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『二十一世紀の日本を考える』の思い出: 小松さんとわたし(3)

あと四半世紀で二十一世紀(二〇〇一)になるという一九七六年秋。民間放送二十五周年記念行事として、おそらく日本で最初の二十一世紀の日本を論じたシンポジウムがホテルオークラでおこなわれた。フジテレビにいた私は事務局として、小松さんに総合司会をお...
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『青い宇宙の冒険』との出会い: 小松さんとわたし(2)

中学生の時、図書室で見つけた『青い宇宙の冒険』。不思議な音の原因を探るうちに宇宙の異変に気づき、救うという、インナースペース的ではあるけど、とても想像をかきたてられる内容で、登場人物の描写がとても魅力的な一編です。わたしは学校の図書室から二...
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イースター島にて: 小松さんとわたし(1) 

1979年5月、日本テレビ・土曜スペシャルの取材で、イースター島を訪れた。モアイという巨石像の間に立つ小松さん。モアイは小松さんの巨体がよくにあう。モアイをつくる凝灰岩の岩場で憩う小松さんとわたし。(石毛直道)-------------「小...
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「小松左京写真展」開催が、産経新聞で紹介されました!

産経新聞で2012年2月23日(木)の産経新聞朝刊で、3月17日から開催される「小松左京写真展 宇宙に翔く夢」が紹介されました。ご期待下さい。また、現在【2月24日(金)~3月1日(木)】、吹田ケーブルテレビ「お元気ですか 市民の皆さん」で...