梅棹先生と小松左京

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梅棹先生は 「鬼太郎」といわれていただけに、
不死鳥の如く、なんども窮地を脱してこられましたね。
おしゃれで、いつもセンスのよい服装をなさっていた先生。

小松は、梅棹先生という大きくて柔軟な存在がいらしたので、
どんな球を投げてもよい、という安心感があったようです。
駆け出しの作家の時に、あのような知的環境を
梅棹先生とともに過ごせたことは、幸せなことでした。

作家小松左京を育ててくれた、土壌ともいえます。
綜合大学院大学の及川さんが言っていましたが、コーパスで調べると、
梅棹先生と小松左京との対談が、一番件数が多いのだそうです。

二人の元気な頃の、活発な議論ぶりが、目に浮かぶようです。
先生のご冥福を心からお祈りいたします。   合掌

(乙部順子 小松左京事務所)

※参考記事はこちら

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