竹をたずねて

イベント告知

夏季展示「千里の竹」 今週末から、いよいよはじまります!

「千里の竹」展 ごあいさつ 吹田市立博物館館長 小山修三 竹は、食用の筍のほか、日用雑貨や、生産具、建材、燃料、年中行事につかわれます。それだけでなく、絵画、和歌、民話にも登場し、私たちの心、生活や風景のなかに深く入り込んでいます。 歴史を...
竹をたずねて

千里の竹林

現在、千里の竹林は、千里ニュータウンのマスタープランで緑地帯として、主に計画地域の周辺に残された部分にあります。千里ニュータウン内の高台からまちを眺めると、竹のまじる林をたどることでニュータウンのマスタープランの境界がわかります。(たとえば...
館長ノート

縄文時代のタケ

三内丸山の委員会に出席したら、かうるさいというか最先端の先生方がいて縄文の竹についていろいろ情報をいただきました。 驚いたのは、縄文時代には竹が意外に使われていなかったこと。 たくさんの編み物が出土した6~7000年前の佐賀県東名遺跡での素...
竹をたずねて

鹿児島とアジアを繋ぐ竹の文化

鹿児島とアジアを繋ぐ竹の文化 -方形首括れ広口魚籠との出会い- 川野和昭(鹿児島県黎明館) 「鹿児島のものだ」と思って近づくと、中国南西部から東南アジアのモノである。強烈な印象を受けたのは、一九九六(平成六)年、の夏、翌年二月に開催が迫った...
イベント告知

タケと地球環境問題

「タケと地球環境問題」 佐藤洋一郎 (総合地球環境学研究所) 今、西日本の各地で、タケ林の拡大が問題になっている。いろいろある種類のタケの中で、一番面積が広く、かつ一番の新参者であるモウソウチクの拡大が問題になっている。モウソウチクは近世に...
館長ノート

カンチョー竹日記 :宮島編

カンチョー・タビ日記ならぬタケ日記です。 梅雨前線が停滞するなか、オーストラリア研究会の面々と宮島に行きました。 宮島は、島全体が御神体の島。フェリーで島にむかう途上、目をこらして山を眺めるのですが、しかし、竹がみえません。「ここは、手が入...
竹をたずねて

タケノコたべ日記 その2

デパートの八百屋に行ったら「姫竹」をうってました、10本500円。 姫竹とはなんぞやは聞くのをわすれたのですが、青森でネマガリザサのタケノコ狩りをしたこと、飛騨高山でクマザサのわさび醤油をたべたことを思い出しながら、 茹でたのと (わさび醤...
竹をたずねて

「酒のなる木」と竹

40年前、地質調査のためにマレーシアを訪れた時のこと。 わたしたちが宿舎としていた場所のすぐそばに、1本のヤシの木があった。 毎日、夕刻になると、竹のハシゴをかけ、ヤシの木の上でゴソゴソしている男がいた。 約一週間後・・・ この木の下で、近...
ニュータウン

描かれた竹の種が気になる・・・千里の竹だもん

千里中央の千里中央病院の工事現場(okkunさんのブログに建物の写真あり)の囲いには、竹林が描かれていて、こういう説明が書いてあります。 「千里はもともと広大な竹藪に覆われた丘陵地帯。 竹林は千里の原風景とも呼べるものです。」 でもねー、千...
竹をたずねて

ヨーロッパ人と竹 :ガレとグッチ

天保山にあるサントリーミュージアムの「ガレとジャポニズム展(5月22日~7月13日)」にいってきました。ガレには、「竹」をテーマにした作がありました。 竹をかたどった種々の陶器は、1877年以前に父シャルルもしくはエミール・ガレによってサン...