館長ノート

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館長ノート 8

おしゃべりなモノたちー「歴史」になっていく「現在」 今回の展示の主役はモノになるのではないでしょうか。 過ぎし日のモノたち-ベビー用品、おもちゃ、学習具、本、服やアクセサリー、台所道具などなど-私たちを取り巻いていたモノたちは、なつかしく、...
館長ノート

館長ノート 7

癒しの場 ●神社や祭礼にかかわることは、藤井さんに民俗学からの視点からの文をおねがいしていましたが、バタバタしてるうちにそちらが先にでました。これからも皆様に応援をお願いすると思います。よろしく。意見や質問もどうぞ。 ●11月27日(日)に...
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館長ノート ピンチヒッター編

館長から「館長ノート」のピンチヒッターを命じられ、登板することになりました。(宮仕はつらい) ふるさと意識 千里ニュータウンはご承知のように、吹田市の山田、佐井寺、春日(下新田)、豊中市上新田等の旧の村落社会の田、畑、山に巨大な新しい住宅地...
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Re:館長ノート 6

「自然」といえば、春期展が開かれているころ、西山田の千里緑地ではヒメボタルが光っています。ヒメボタルは陸生のホタルなので水の汚れた吹田でも生き延びてきたホタルです。 ホタルは世界で2千種ほどいますが、幼虫時代を水中で過ごすのはゲンジ、ヘイケ...
館長ノート

館長ノート 6

自然環境へのインパクト 千里ニュータウンがはじまる前後の話を聞くと、竹やぶや雑木林におおわれ、ウサギ、タヌキ、キツネそれにマムシ(測量班は血清を用意したという)まででいた、まるで原生林だったような印象受けます。 しかし、国土地理院の地図を見...
館長ノート

館長ノート 5

ホクサンバスオールがおこした革命 11月14日の委員会は大変盛り上がりました。そのなかの話題の一つにホクサンバスオールがありましたが、それに刺激されて考えたこと。 千里ニュータウンでは、それまでの長屋に、水洗トイレとダイニングキッチンをとり...
館長ノート

館長ノート 4

奈良の町で考えたこと。 千里ニュータウンの家のサイズのことを考えていたところ、京都に行く機会があり、祇園でやけに小さなくぐり戸をみたことを思い出して、御池通りの北あたりをぶらぶら見て歩きました。しかし、これというものが見つけられなかった。 ...
館長ノート

館長ノート No.3

千里ニュータウンに、初期の頃入居した人たちの話を聞くと泥んこ道を毎朝長靴で歩いた、電話がなかなか付かなかった、急患のときまにあわない、保育所がない・・などなど、苦労話に花が咲きます。 ●おもしろいエピソードや資料があればお知らせください。 ...
館長ノート

館長ノート No.2

-千里ニュータウンの構想- 第二次世界大戦は日本に大きな傷跡をのこしました。多くの町で、家が空襲によって焼き払われたため、住宅事情は深刻でした。しかし、朝鮮戦争(1950)をきっかけに、日本経済は奇跡といわれるほどの回復をみせはじめました。...
館長ノート

館長ノート No.1

吹田市立博物館館長小山修三氏は、声が大きく色黒でどうみても飲み屋のおっちゃんですがなかなかのアイデアマン。いかに博物館を宣伝するかを一生懸命考えられています。 こんな館長ですが、民族学(オーストラリア・アボリジニ)、考古学(縄文時代)がご専...